山とクリタケ

2024年12月9日月曜日

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 ここは、なんだか斜度は割となだらかな辺りなんだけど起伏が複雑で小さな尾根や谷がそれはそれはずっと続いている。先程からムキタケやクリタケを時々採りながら歩いてきたのだが、たぶんミズナラだろう立枯れの株元に小指の先程の小さなクリタケの株が発生し初めてるのを発見ししゃがみ込んだ。

そこから立ち上がり顔を上げて動きを止めると、、やけに静かだ。風の流れがほとんど無い、そして今現在ほとんど音がしていない事に気付いた。辺りが静まっており、空気の流れもほとんど止まっている事を身体で感じる、なのだが横から陽が射しており少し暖かい様な不思議な感覚。

山には色々な地形や太陽に対する角度、湿度の違いや風の通りや流れる空気の速度と温度差、地質によっては歩きやすさや土壌の水分量や腐食の分解速度や雰囲気や住んでる小さな生物達も違う、そして色々な音が聞こえる。

簡単に言うとなんか色々違う。そして日によっても全く違う。

いま小さな尾根の上に立っている、見えているのはすぐ横の小さな谷の中。その向こうにもまた同じ様にすぐ目の前に尾根がある、それが沢山そして複雑に続いている。

少し歩いたら、立ち止まって音を一切たてない様な感じで静かに辺りを見回す。これって凄く大事というか一つの技術というか森を歩く者としての姿勢みたいな事でもあるかもと今思う。例えばシカがガサガサと歩いて来たとしよう、少し歩いたらピタリと止まると思う、無音で顔を上げ周りを見回しわずかな音がないか耳も働かしてる。そう、山の中では動いてる者が圧倒的に不利で無音で止まってる者が有利ルールみたいな物がある。草木や落葉の森の中でじっとして全く動かず音もたてない者というのは凄く見つけづらい、対してガサガサと音をたて動きまわってる者はすぐ見つかってしまう。

谷に降りて隣の小尾根に登っていくと綺麗なクリタケを発見、これはかなり古い木の根株のようだ。尾根向こうに空が見えてる。

少し歩くとこっちにもあった。魚とかでも生きてる物は凄く綺麗だがキノコも凄くそう、状態にもよるが本当栗の様な綺麗な赤茶色をしてて株状に大量発生、傘のふちの綿毛状の鱗片もチャーミング。

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自然を利用したり共に過ごす生き方やらアウトドアやらが基本的に好きで、色々あったすえ今は島根県の西部にある益田市の匹見町という山岳地帯に格安の古民家を買い住む事になりました。

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