この前山の斜面に登り切り倒し、90cmくらいに玉切ってトチカンで道まで引き降ろし、軽トラで家に持ち帰りチェーンソー製材してなんとか切り出したコシアブラの厚板。
皮の部分をナイフで削り取ってみた。割と柔らかくゾリリ、ゾリリ、という感じで削げた。
外の道具置き場にカンナがあった、手にとってみると長い年月により刃はサビサビだ、触っても解るがこれじゃ絶対削れないと思う。
砥石で研いでみる、反ったりしてるのか?なかなか真ん中の刃が削れないが、400番の砥石でしばらく研ぐと真ん中も研げてカエリも出た。
順に細かい番手で研いでこんな感じになった、取り付け方や調整の仕方を調べてやってみる、刃の出具合は髪の毛一本分程にするらしい、ようは出し過ぎちゃいけないギリギリ見えるくらいって事だと思われる。
いよいよコシアブラ板を削ってみる、最初はザラザラデコボコだったので細かい削り屑だったが、繰り返すうちに面が綺麗になっていき、ついにシュルルーと長いペラペラのカンナ屑が出だした!
刃の微妙な出具合で全く違うし、削れなかったり引っかかる場所とかもあるが、切れ味の良い刃物で削られたコシアブラの材はチェーンソー製材の状態とは段違いに平面が出て光沢を放っている。
カンナ掛け完了。手で触るとスベスベだ本当にお店の家具の机のスベスベさと同じような感じ。完全な真っ平らではなく少しウネリとかもあるのは触るとなんとなく解るのだけど、実用には何の問題も無いくらい平らで気持ち良い手触りと木目と光沢。
凄く嬉しいし感動した、そしてこれは一週間程前まであの山に生えていたコシアブラなのだ、その生きている木の内部、身体を支えている骨材のような部分。店でよく解らん柱(はしら)を買ってきてカンナ掛けしたのとは全く感覚が違う(もちろん店で売ってるのも何処かに生えてた木なのだが)本当に植物の不思議さや凄さやありがたさや、それを工夫し畏敬を持って利用してきた人の凄さとかを肌で感じる(すぐ忘れるが、、)。だってカンナ台自分で作れるか?鋼とかで刃やらを作るのも凄いがそのできた刃をあの木の四角い台に完璧な精度で取り付けるて、、角度もそうだし髪の毛一本以下とかだけ刃を出してつかうのよ?取り付けの溝とかどうやって作ったのよ、、ほんと。
さて、色々あったけどなんとかコシアブラの厚板を作る事ができた。 何に利用しようかと思うのだけど、このサイズならローテーブル(低い机)にしたらどうだろうか、座椅子に座ってる時にコーヒーとか朝ごはんとか置ける様な感じで、外を眺めながらゆっくりみたいな。
でも、足をどうやって取り付けたら良いかまだ解らない、色々な足のやり方があるしやった事無いし。それにまだ生木だ、乾燥していくうちに木口から割れがどれくらい入るか解らない(基本割れてくる)年輪の向きとかで反ったりもする。ほんとに生き物だから難しい、しかし自分には特別なコシアブラ板だ割れようが縮もうがミニ机くらいにはなるだろうたぶん、やってみよう。






