小さい頃から海や山や自然の事というかそういうものは好きで、大きくなりおよそ自然とは関係ない事や忙しい仕事の日々を過ごすようになっても、いつも心の芯のような奥底の場所にはそれを離す事無く持っていた。
都市部に部屋を借り暮らしていたが、いつしか本気で自然の多いような(一般的に田舎というか)場所に安い賃貸の家を探し移住をしようと調べはじめた。車中泊で住みたい地域を旅してみる、空き家バンク、直接その集落で聞いてみる、色々したがなかなかうまくめぐり合わせが無く何年ももどかしいような苛立ちすら感じるような時間が過ぎた。
それから色々あったのだが、ある日、市町村の空き家バンクに載っていた島根県の山間部の集落にある空き家を100万円で買う事に決めた。
20代の頃は各種不安や不信等が大きく格安の賃貸を探していたが、ここを100万円なら購入して良かったなと思う、街に部屋駐車場を借りていたら2年もすれば100万ほどになるからだ、しかもその後も住めば住むほどお金がいる10年たてば500万だ、借りているだけで、何も残らないしダイコンを植えるわずかな庭も無い、それを考えるとこれで充分に良かったと思う。(そもそも家という物を皆が皆何千万円も払って買うのがあたり前というような風潮を私は好きではない)
贅沢な豪邸をたてるわけでなく、生きていくための最低限の生活スペースを借りようとしてもこんなにも大金を払わないといけないのは人間だけだ、他の動物達を見てほしい、誰も一円も払ってはいない。
さて、家なのだが。きっちりした腕の良い大工が作り、断熱や水はけ通風等が良いように考えられて作られていれば100万円はかなりの格安だが、この家は簡単にいうとその真逆だ、例えば壁や天井はほぼ全てペラペラの4mm程の化粧ベニヤ板みたいな物でできている、床が抜けている場所もある。この3年ほど自分で少しづつ修理や断熱等してわかった。
なのでこの価格は妥当だ。
買ってから3年程たったが、例のごとく無知で作業が遅くだらしないので、修理や片付けも少しづつしか進まず、今ようやくとりあえず普通に生活できるようになってきた所だ(まだ昔のゴミの片付けや最低限切っておいた方がいい家横の木など色々あるが)
今日からブログを書いてみようと思う。

